こんにちは。
内装工事やご自宅のリフォーム工事を行なっている横浜市都筑区の装苑です。
今回は床と壁のリフォームを行う際によくご質問を頂く床と壁の色選びのコツをご紹介します。
リフォームをする際に、床と壁の色選びはとても重要です。これらの色をうまく選べば、部屋の雰囲気がガラッと変わり、快適な空間を作ることができます。しかし、逆に色を間違えてしまうと、『想像以上に部屋が暗くなった』『統一感がない』など、後悔するケースが少なくありません。実際に、リフォーム後に「色選びを間違えてしまった」と感じる人も多く、計画を立てずに進めた結果、仕上がりが納得のいかないものになることがあります。本記事では、色選びに必要なポイントをお伝えします。正しい知識で色を選ぶことで、長く快適に過ごせる理想の空間を作る手助けになるはずです。
基本的な色選びの原則
まず、色の基本を理解することが重要です。色は心理的な効果を持ち、暖色系(赤、オレンジ、黄色)は空間を活発にし、寒色系(青、緑、紫)は落ち着いた雰囲気を作ります。さらに、明るさや彩度も重要な要素で、明るい色は空間を広く見せ、暗い色は落ち着きを与えます。
カラーコーディネートの基本
同系色を取り入れることで部屋に一体感が生まれ、落ち着いた印象を作ることができます。反対色を取り入れることで、メリハリが生まれ、視覚的に引き締目ることができます。類似色を取り入れることで 自然かつ調和の取れた空間を作ることができます。
床と壁の色を選ぶ前に
床と壁の色を選ぶ前に、以下のポイントをチェックしておきましょう。
1. 部屋の用途
部屋の用途によって、床や壁の色を変えることが大切です。たとえば、リビングルームやダイニングルームでは、明るい色や温かみのある色を選ぶことで、家族が集まりやすくなります。一方、寝室では、落ち着いた色や柔らかな色を選ぶことで、より良い睡眠をとることができます。
2. 照明の明るさ
部屋の照明の明るさによって、色の見え方が変わってきます。照明が暗い場合は、明るい色を選ぶことで、部屋を明るく見せることができます。逆に、照明が明るい場合は、落ち着いた色を選ぶことで、落ち着いた雰囲気を作ることができます。
3. 部屋の広さ
部屋の広さによって、床や壁の色を選ぶことも大切です。小さい部屋では、明るい色を選ぶことで、部屋を広く見せることができます。逆に、大きな部屋では、濃い色や深い色を選ぶことで、部屋をより深みのある空間にすることができます。
よくある失敗例
一つ目に、部屋の広さや照明を無視した色選びです。小さな部屋の場合、暗い色を選んでしまうと、空間が狭く見えて圧迫感が増してしまいます。一方で、広い部屋の場合、明るい色を使いすぎてしまうと、全体的に冷たい印象を与えてしまうことがあります。また、照明の色、強さによって、実際の色の見え方が変わってしまうこともあるので、自然光と照明のバランスを考慮しないと、想像していたものと違う結果になってしまいます。
二つ目に、家具や床との調和を欠く色選びがあげられます。壁の色にこだわりすぎた結果、他とのコーディネートがうまくいかないことがあります。例えば、床が木目調の場合、壁の色が合わないものを選んでしまうと部屋全体のバランスが崩れ、雑然とした印象を与えてしまいます。
三つ目に、トレンドに流されすぎることです。流行の色を中心に選んでしまうと、自分の好みや部屋の用途に合わずに後悔してしまいます。色選びはご自身やご家族のライフスタイルや長期的な視点も考慮して選ぶ必要があります。
床と壁の色の相性について
床と壁の色を選ぶ際には、相性も考慮する必要があります。以下は、床と壁の色の相性の例です。
1. 白い壁には、どんな色の床でも合います。
白い壁には、明るい色の床から濃い色の床まで、どんな色でも合います。白い壁は、他の色との相性が抜群に良いので、自分好みの床を選ぶことができます。
2. ベージュの壁には、明るめの床がおすすめ。
ベージュの壁には、明るめの床が相性が良く、暗い色の床とは合いません。ベージュは、暖かみのある色ですが、暗い色の床だと、部屋が暗くなってしまいます。
3. ブラウンの壁には、明るい色の床がおすすめ。
ブラウンの壁には、明るめの床が相性が良く、暗い色の床とは合いません。ブラウンは、暖かみのある色ですが、暗い色の床だと、部屋が重たく感じます。
壁と床の色の具体的な組み合わせ例
・トレンドの色を取り入れる
自然や環境を意識した「ニュートラルカラー」が人気があります。ニュートラルカラーとは、明るめの自然素材をイメージさせるようなナチュラルな色合いになります。具体的には、ベージュやグレーなどの落ち着いたものです。特に「ウォームグレー」や「サンドベージュ」は壁と床の組み合わせにおいて多く使われています。また、アクセントカラーとして「深緑」や「ダスティブルー」などの落ち着きがありつつも個性的な色が取り入れることで、自然な色調を引き立てることができます。これらのトレンド色を使用することで、空間全体に穏やかさと温かみを感じさせ、リラックスができる住空間を実現することができます。トレンド色をを取り入れつつも、ご自身やご家族のライフスタイルに合わせたり、インテリアに合わせて色の組み合わせを選ぶことが重要になります。
・失敗が少ないベーシックな組み合わせ
リフォームにおいて、失敗が少ない色の組み合わせとしてよく上げられるのが、「白、ベージュ、グレー」になります。これらの色はインテリアスタイルにも調和しやすく、空間を広く見せる効果も兼ね備えています。例えば、床を「ライトグレー」、壁を「ホワイト」にすることで、清潔感とモダンな雰囲気が演出できます。また、床を「ベージュ」、壁を「アイボリ」にすることで、暖かみがありながら落ち着いた空間を作ることができます。このような色を使うことで、将来的に家具やインテリアを変えた場合も影響が少なく、長期的にも失敗が少ない結果になります。
部屋ごとに色を選ぶ際のポイント
・リビング
リビングの場合は、居心地の良さと広がり感を重視することが重要です。リビングは家族が集まる場所であり、くつろぎや快適さを演出することが重要です。明るい色、特にベージュやライトグレーなど色は、空間を広く感じさせる効果もあり、他のインテリアとも合いやすいです。また、アクセントとして壁の一部に濃い色や温かみのある色を取り入れることで、部屋に個性や奥行きを加えることもできます。ただし、暗すぎる色や派手すぎる色は、圧迫感を与えてしまうため、バランスに注意する必要があります。
・寝室
寝室は心身をリラックスさせ、快適な睡眠を促す空間のため、色選びが非常に重要です。リラックス効果を高めるために、自然の色合いに近い落ち着いたトーンを選ぶのが良いです。ブルーやグリーン系は穏やかな印象を与え、精神を安定させる効果があります。ベージュや淡いグレーは視覚的に刺激が少なく、リラックス感を演出することができます。濃い色を使う場合は、アクセントとして取り入れることで、落ち着きのある雰囲気を作ることも可能です。派手な色は避け、落ち着いた色をベースにコーディネートすると、心地よい寝室にすることができます。
まとめ
リフォームにおける色選びは、空間の印象を大きく左右します。この記事で紹介した基本的なポイントを押さえることで、失敗しない色選びが可能になります。理想の空間を実現するために、ぜひ当社のプロのアドバイスやサービスをご利用ください。無料相談や見積もりも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
よくある質問
Q1. 暗い色の床を選んだ場合、どうすれば部屋が明るくなるのでしょうか?
A1. 暗い色の床を選んだ場合、部屋を明るくするためには、照明の明るさを上げたり、壁の色を明るめにすると良いでしょう。
Q2. 床と壁の色が合わなくても、それほど気にしなくても良いのでしょうか?
A2. 床と壁の色が合わない場合、部屋がまとまりがなくなってしまうため、できるだけ合わせるようにしましょう。
Q3. 床と壁の色は、自分で選んでも良いのでしょうか?
A3. 床と壁の色は、リフォーム業者やインテリアコーディネーターに相談すると、よりバランスの良い色の組み合わせを提案してもらえるのでおすすめです。
Q4. 選んだ床と壁の色が合わなかった場合、どうすれば良いのでしょうか?
A4. 選んだ床と壁の色が合わなかった場合は、リフォーム業者やインテリアコーディネーターに相談して、別の色に変更することもできます。
Q5. 床と壁の色を選ぶ際に注意すべきポイントは何ですか?
A5. 床と壁の色を選ぶ際には、部屋の用途、照明の明るさ、部屋の広さなどを考慮し、床と壁の色の相性もチェックすることが大切です。
横浜市都筑区を拠点として地域密着型でリフォーム工事などを手掛ける装苑は、内装工事、外構工事、塗装・防水工事など、住まいのトータルリノベーションをワンストップで承っております。クロス張替えや床・壁・天井の補修、水回りの修繕など、お客様のご要望に合わせた丁寧な施工と、長年の経験に基づいた確かな技術で、理想の住まいを叶えます。
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