こんにちは。
内装工事を中心にフローリングの工事やクロスの張り替えなどご自宅のリフォーム工事を行なっている横浜市都筑区の装苑です。
今回は「マンションにおいてフローリングへリフォームする際に気を付けること」について詳しくご紹介いたします。
弊社でもこちらのご相談があり、実際に施行させて頂きました。
良ければこちらをご覧ください。
部屋をカーペットからフローリングにリフォームしたいけど、マンションなので階下に音が響かないか気になる……こんなお悩みはありませんか?
カーペットは音を吸収する効果があり、階下への防音効果が期待できます。そのため、カーペットからフローリングにリフォームする際には、歩く音や物を落とした時の音が階下に伝わらないよう、防音対策をしっかりと行うことが大切です。
これからリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
カーペットからフローリングにリフォームする理由
カーペットからフローリングに変更することで得られるメリットは下記になります。
1. 掃除が楽になる
フローリングはカーペットと比べて掃除がとても簡単です。ほこりやゴミが溜まりにくく、掃除機やモップでサッと掃除できます。また、アレルギーをお持ちの方にとっても、ダニやほこりが蓄積しにくいフローリングは大きなメリットとなります。
2. お部屋がスタイリッシュに
フローリングはさまざまなデザインやカラーから選べるため、どんなインテリアにも合わせやすいです。木の温かみや、高級感のある仕上げで、部屋の雰囲気をグレードアップさせることができます。
3. 耐久性が高い
フローリングはカーペットに比べて耐久性が高く、適切なお手入れをすれば長持ちします。また、多少の傷や汚れがついても補修がしやすいのもポイントです。
なぜ防音対策が必要なのか?
マンションでリフォームを考える際、特に注意すべきは「音」の問題です。フローリングは硬い材質のため、音が階下に伝わりやすくなります。カーペットは音を吸収する性質があるため、フローリングに変更することで歩行音や物を落とした時の音が階下に伝わりやすくなります。
衝撃音の低減が重要
防音対策の中で特に重要なのは、衝撃音の低減です。歩く音や物を落とした時の音が、フローリングに変えることで大きく聞こえやすくなります。
防音フローリングの選び方
防音効果を高めるためには、適切なフローリング材を選ぶことが重要です。
1. 防音フローリング材を選ぶ
フローリング材の中には、防音効果の高いものがあります。遮音等級(LL値)が低いほど、防音効果が高いとされています。一般的には、LL-45以下のものがおすすめです。
防音フローリングの代表例
高密度ウレタンフローリング:柔らかく、衝撃音を吸収する
コルクフローリング:弾力性があり、防音効果が高い
2. 防音マットとの組み合わせ
フローリングの下に敷く防音マットを使うことで、防音効果をさらに高めることができます。防音マットは音を吸収し、階下に伝わる音を軽減します。
防音マットの代表例
グラスウールマット:音の吸収効果が高い
アスファルトマット:衝撃音の遮音効果が優れています
防音フローリングの施工方法
防音対策を効果的に行うためには、正しい施工が重要です。
1. プロに依頼する
防音対策を確実に行うためには、プロの業者に依頼することが推奨されます。専門知識と技術を持った業者が適切な施工を行うことで、防音効果が高まります。
2. 施工の流れ
既存のカーペットの撤去:まず、既存のカーペットを慎重に撤去します。
防音マットの設置:防音マットを適切に敷きます。
防音フローリングの敷設:選んだ防音フローリング材を敷きます。
3. 仕上げと確認
フローリングの敷設が完了したら、仕上げと確認を行います。接合部分や隙間がしっかりと塞がれているか確認し、防音効果が十分に発揮されるようにチェックします。
より効果的な防音対策の工夫
防音対策をさらに効果的にするために、簡単に取り入れられる工夫も紹介します。
防音カーペットの併用
フローリングの上に防音カーペットを敷くことで、さらに音を吸収し、防音効果を高めることができます。特に子供部屋やリビングにおすすめです。
防音シートの利用
防音シートを家具の下やフローリングの下に敷くことで、音を吸収し、階下への音の伝わりを軽減できます。
ドアや窓の隙間対策
音は床だけでなく、ドアや窓の隙間からも漏れます。ドアの下に防音テープやパッキンを貼ることで、隙間からの音漏れを防ぐことができます。同様に、窓には遮音カーテンを使うと効果的です。
快適な住環境を実現するために
防音対策をしっかり行うことで、マンションでのフローリングリフォームも安心です。騒音問題を未然に防ぎ、快適な住環境を実現しましょう。以下に、いくつかの具体的なアドバイスを紹介します。
1. 日常生活での音の配慮
防音対策をしていても、日常生活での音の配慮も大切です。例えば、重い物を持ち上げて移動させる際は衝撃を与えないようにしたり、夜遅くには静かに歩くなど、細かな配慮が必要です。
2. 家具の配置工夫
家具の配置も音の伝わりを防ぐために有効です。家具を壁にぴったりと寄せずに少し離して配置することで、音の共鳴を防ぎます。また、大きな家具は壁側に配置し、小さな家具は中央に配置することで、音の伝わりを抑えることができます。
3. 適切なインテリア選び
絨毯やカーテン、クッションなど、吸音効果のあるインテリアアイテムを取り入れることで、部屋全体の防音効果を高めることができます。これらのアイテムは、音を吸収し、反響を抑える役割を果たします。
まとめ
カーペットからフローリングにリフォームすることで、掃除のしやすさや見た目の美しさ、耐久性が向上します。しかし、マンションでのリフォームでは防音対策が特に重要です。適切な防音フローリング材や防音マットの選定とプロの施工によって、階下の住人に配慮したリフォームが可能になります。これらのポイントを押さえて、快適で静かな住まいを実現しましょう。
防音対策をしっかりと行ったリフォームで、安心して暮らせる住まいを作り上げてください。この記事を参考にして、満足のいくリフォームをお楽しみください。
私たち装苑では、マンションの部屋のリフォームの実績が多くあります。リフォームの目的に対して、最善のご提案をし、高品質な施工を行いますので、お気軽にご相談ください。
お客様の暮らしに寄り添い、快適で安心できる住まいづくりをお手伝いいたします。リフォーム・内装・外構・塗装・防水工事をお考えの方は装苑が現地調査も行います。クロスの1面からでも対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
参考事例
東京都世田谷区リフォーム事例
https://www.souen-net.co.jp/works/apartment/43683