畳をフローリングに変えるなら防音対策を忘れずに!マンションで気をつけるポイント

こんにちは。

内装工事を中心にフローリングの工事やクロスの張り替えなどご自宅のリフォーム工事を行なっている横浜市都筑区の装苑です。

今回は「マンションにおいてフローリングへリフォームする際に気を付けること」について詳しくご紹介いたします。


部屋を畳からフローリングにリフォームしたいけど、マンションなので階下に音が響かないか気になる……。こんなお悩みはありませんか?

畳には弾力性があるため、階下に対する防音効果が期待できます。 そのため、畳からフローリングにリフォームする場合は、歩く音や物の落下音を階下に響かせないよう、防音に注意することがおすすめです。

そこで、今回は畳からフローリングにリフォームする際の「防音対策」についてご紹介します。

畳とフローリングの音の違い

畳は、日本の住宅で長い間使用されてきた伝統的な床材です。特に、弾力のある構造から、歩行音や物を落とした時の衝撃音を吸収する効果が高いです。畳はイ草で作られているため、柔らかく、音を吸収しやすい特性があります。

一方、フローリングは木製の硬い床材であり、そのため音が直接反射しやすく、音が響くことがあります。特にマンションでは、階下に住んでいる人に対して音が伝わりやすくなるため、防音対策は必須です。


畳からフローリングにリフォームする理由

生活の変化

多くの人が畳からフローリングへのリフォームを検討する理由は、家族構成の変化やライフスタイルの変化に伴うものです。例えば、子どもが独立して家を出た場合、部屋の用途が変わり、畳よりもフローリングの方が適していることがあります。

部屋の雰囲気を変えたい

また、和風の部屋を洋風に変えたいという理由も多く見られます。フローリングはデザインやカラーが豊富で、モダンでスタイリッシュな部屋を作ることができます。

趣味の充実

さらに、新しい趣味を楽しむためにフローリングを選ぶ人もいます。例えば、ダンスやヨガを楽しむためには、フローリングの方が適しています。


畳からフローリングにリフォームする際の注意点

リフォームを行う際には、以下の注意点を確認しておくことが大切です。

1. 防音対策の重要性

マンションでは、お隣や階下に他の住人が住んでいるため、特に音に対する配慮が必要です。物を落とした音や歩行音、子どもが走る音、音楽の重低音など、さまざまな音が問題になります。

畳はクッション性が高く、階下に対する衝撃や振動を和らげる効果がありますが、フローリングの場合、弾力性の高い仕様でないと音が直接伝わる可能性があります。

2. フローリングの選び方

フローリングにはさまざまな種類があります。選び方に注意しなければ、耐久性や美観が損なわれることがあります。特に、防音効果のあるフローリング材や、適切な下地材を選ぶことが大切です。

3. 施工の質

施工の質も重要です。プロの業者に依頼することで、防音対策やその他の施工が適切に行われ、トラブルを未然に防ぐことができます。


防音フローリングの選び方

防音フローリングとは?

防音フローリングは、通常のフローリングに比べて衝撃音や振動を吸収しやすい構造になっている床材です。防音材が内蔵されたものや、弾力性のある素材が使用されています。

防音フローリングのメリット

音の吸収:衝撃音や振動が階下に伝わりにくくなる

快適性:歩行時の足音が響きにくく、生活音が静かになる

多様なデザイン:様々なデザインや仕上げがあり、インテリアに合わせて選びやすい

防音フローリングの選定ポイント

遮音等級を確認:遮音等級(LL値)が低いほど、防音効果が高いとされています。特にLL-45以下のものが推奨されます。

材質:高密度のウレタンやコルクなどの防音材が使用されているかを確認します。

施工方法:プロの業者に適切な施工を依頼して、防音効果を最大限に発揮させることが重要です。


防音対策の具体例

マンションにおいて、防音対策を効果的に行うためには、具体的な手法を知っておくことが重要です。以下に、有効な防音対策の具体例を紹介します。

防音フロアの導入

防音フロアは、衝撃音や振動を吸収し、防音効果を高めるフローリングです。床の構造に防音材が組み込まれているため、歩行時や物を落としたときの音が軽減されます。

防音カーペットの併用

防音カーペットをフローリングの上に敷くことで、さらに防音効果が高まります。カーペット自体が音を吸収するため、歩行音や物を落とした音を緩和することができます。

防音マットの利用

防音マットは、フローリングの下に敷くことで音を吸収し、防音効果を発揮します。特に、音楽を楽しむ部屋やホームジムとして使用する部屋に効果的です。

防音フロア材の選定

防音フロア材は、音を吸収する特性を持つ材料で作られています。以下に、代表的な防音フロア材を紹介します。

コルクフローリング:コルクは軽く、弾力性に優れており、防音効果が高いです。また、自然素材で環境にも優しい点が魅力です。

ラバーウッドフローリング:ラバーウッドは耐久性が高く、音を吸収する効果があります。滑りにくく、クッション性も兼ね備えています。

高密度ウレタンフローリング:ウレタン素材は柔軟性があり、音を吸収する効果が高いです。衝撃音を軽減し、防音効果を発揮します。


プロに依頼するメリット

防音対策を適切に行うためには、プロの業者に依頼することが推奨されます。プロに依頼するメリットを以下に紹介します。

1. 専門知識と経験

プロの業者は、床の張り替えや防音対策に関する専門知識と豊富な経験を持っています。適切な材料選びや施工方法を提案し、最適な防音対策を行います。

2. 高品質な施工

プロの業者による施工は、高品質で精度の高い仕上がりが期待できます。防音効果を最大限に発揮するためには、施工の正確さが重要です。

3. トラブル回避

プロの業者は、これまでの経験から予期せぬトラブルを回避することができます。防音対策においても、適切な方法で問題発生を未然に防ぐことができます。


まとめ

畳からフローリングにリフォームすることで、モダンでスタイリッシュな住空間を実現できますが、マンションの場合、防音対策をしっかりと行うことが重要です。適切な防音フロアや床下地材を使用し、プロの業者による高品質な施工を受けることで、快適で静かな住まいを実現できます。防音対策を重視して、畳からフローリングへのリフォームを検討してみましょう。

防音リフォームを成功させるために、ぜひこの記事を参考にして、最適な防音対策を取り入れた快適な住空間を作り上げてください。


私たち装苑では、マンションの部屋のリフォームの実績が多くあります。リフォームの目的に対して、最善のご提案をし、高品質な施工を行いますので、お気軽にご相談ください。

畳からフローリングだけではなく、カーペットからフローリングへのリフォーム工事も承ります。

お客様の暮らしに寄り添い、快適で安心できる住まいづくりをお手伝いいたします。リフォーム・内装・外構・塗装・防水工事をお考えの方は装苑が現地調査も行います。クロスの1面からでも対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。