こんにちは。
内装工事を中心にクロスの張り替などご自宅のリフォーム工事を行なっている横浜市都筑区の装苑です。
今回は「アクセントクロスの後悔しない選び方」について詳しくご紹介いたします。
部屋のインテリアを刷新したいけれど、大掛かりなリフォームはちょっと・・・という方におすすめなのが「アクセントクロス」です。アクセントクロスとは、一部の壁に異なる色や柄の壁紙を貼ることで、お部屋の印象をガラリと変える手法です。しかし、選び方や設置場所を誤ると逆効果になることも。そこで今回は、プロの内装業者としての視点から、後悔しないアクセントクロスの選び方と設置方法を詳しくご紹介します。
アクセントクロスの魅力とは?
アクセントクロスの最大の魅力は、簡単にお部屋の雰囲気を変えることができる点です。
以下の点が評価され、近年多くの方に採用されています。
手軽な模様替え
壁全体をリフォームするのではなく、一部の壁だけを変えるため手間が少ない。
コストパフォーマンス
比較的安価に部屋の印象を刷新できる。
デザインの幅広さ
多種多様なデザインの壁紙から選ぶことができ、個性的な部屋作りが可能。
スペースの強調
特定のスペースを強調することで、家具の魅力を引き立てる効果がある。
低コスト短期間での施工が可能
限られた予算の中でも自分の思い通りの空間を作り出すことができる。
アクセントクロスの選び方ポイント
場所の選定
アクセントクロスは、貼る場所を慎重に選ぶことが大切です。
おすすめの場所は次の通りです。
リビング
ソファの背後やテレビの背面にアクセントクロスを貼ることで、リビングの主役スペースが際立ちます。
寝室
ベッドのヘッドボード後ろにアクセントクロスを使うと、落ち着いた雰囲気が生まれます。
玄関
玄関の一部に色やデザインのアクセントを加えることで、訪れるゲストに強い印象を与えます。
キッチン
キッチンの壁やカウンター背面に使用すると、料理の楽しさが増すとともに、汚れも目立たなくします。
色の選び方
色の選び方も非常に重要です。
以下のポイントを参考にしてみてください。
明るい色
明るい色や白系のクロスは部屋を広く見せる効果があります。小さな部屋や光が入りにくい部屋には特に効果的です。
暗い色
落ち着いた雰囲気を作りたい場合には、グレーやネイビーなどの暗い色がおすすめです。ただし、全体が暗くならないように、バランスを考える必要があります。
ビビッドカラー
ポップで明るい雰囲気を出したいなら、レッドやイエローなどのビビッドカラーが良いでしょう。アクセントとして使う分には、部屋全体がうるさくなる心配もありません。
柄の選び方
柄の選び方も、お部屋の雰囲気を左右する重要なポイントです。
ストライプ
縦のストライプは天井を高く見せる効果があり、横のストライプは部屋を広く見せる効果があります。
フラワー柄や幾何学模様
柄物の壁紙はインテリアの主役として使うことができます。個性的な空間を作りたいときに適しています。
無地
シンプルな無地のクロスは、他のインテリアアイテムを引き立てながらも、さりげないアクセントを加えることができます。
アクセントクロスを成功させるためのポイント
トーンとテクスチャの統一
部屋全体のトーンやテクスチャを統一することは重要です。アクセントクロスが浮いていたり、他のインテリアと合わなかったりすると、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。
例えば、モダンな部屋にはシンプルで洗練されたデザインのクロスを選ぶと良いでしょう。
家具とのバランス
家具とのバランスも考慮する必要があります。アクセントクロスが主役になるように、周りの家具の色や形状と調和することが大切です。
例えば、家具がシンプルであれば、少し派手なクロスを使っても違和感がありません。
サンプルを活用
壁紙を選ぶ際には、必ずサンプルを取り寄せて確認しましょう。小さなサンプルでは部屋全体の印象をつかむのが難しいので、大きめのサンプルを壁に貼ってみるのがおすすめです。光の当たり方や時間帯によっても見え方が変わりますので、様々な条件下で確認することが大切です。
プロに相談
自分で選ぶのが難しい場合や、どうしても迷ってしまう場合には、内装のプロに相談するのも一つの手です。経験豊富なプロのアドバイスを受けることで、失敗するリスクを減らすことができます。
よくある失敗事例と対策
失敗事例: 色選びの失敗
リビングの壁に鮮やかな赤色のアクセントクロスを採用しました。
初めは元気で活気のある空間になるだろうと期待していましたが、実際にはかなり派手すぎて部屋全体が落ち着かない印象になってしまった。
対策
色選びは非常に重要です。強い色を選ぶ場合は、視線が集中する場所にだけ使うのがおすすめです。また、壁全体ではなく、一部にとどめることで主張を和らげることができます。色のサンプルを実際に壁に貼り、全体のバランスを確認することも必須です。
失敗事例: 柄の選び方の失敗
事例
寝室に大きな花柄のアクセントクロスを貼りました。
しかし、実際に完成してみると、柄が大きすぎて圧迫感があり、リラックスできる空間にはならなかった
対策
柄の選び方にも注意が必要です。大柄のデザインは広い空間に使用すると効果的ですが、狭い空間やリラックスしたい場所には小さめの柄やシンプルなデザインを選ぶのが良いでしょう。また、柄物を選ぶ場合は、ほかのインテリアとの調和を考え、一つのデザインに過度に頼らないようにします。
失敗事例: 光の当たり方を考慮しない
事例
北向きのリビングにダークブラウンのアクセントクロスを使いました。
落ち着いた雰囲気になると思っていましたが、光が少ないために部屋が暗く、重い印象になってしまいまった。
対策
部屋の向きや光の当たり方も重要です。光があまり入らない部屋や北向きの部屋には、明るめの色を選ぶことで、空間を広く明るく見せることができます。逆に、光がよく入る部屋には、少し暗めの色を使っても大丈夫です。光の変化を確認するために、サンプルを異なる時間帯に確認すると良いでしょう。
まとめ
アクセントクロスは、一部の壁に異なる色や柄の壁紙を貼ることで、お部屋の印象をガラリと変える手法です。その最大の魅力は、簡単にお部屋の雰囲気を変えることができる点です。手軽な模様替えやコストパフォーマンス、多くのデザインから選べる自由度などがメリットです。
しかし、選び方や設置場所を誤ると、部屋全体が浮いて見えたり、落ち着かない空間になってしまうことも。そこで、後悔しないためのポイントとして、貼る場所の選定や色・柄の選び方、家具とのバランス、トーンとテクスチャの統一が重要です。
また、失敗事例として色や柄選びの失敗、光の当たり方を考慮しないことが挙げられますが、これらはサンプルを活用しプロに相談することでリスクを減少させることができます。
アクセントクロスを上手に取り入れて、理想の住空間を作り上げましょう。ご相談や具体的なアドバイスが必要な場合は、私たちがお力になりますので、お気軽にお問い合わせください。
よくある質問
アクセントクロスの選び方で迷っています。どうしたら良いでしょう?
選び方で迷った際は、まず自分の部屋のテーマやスタイルを明確にしてみてください。それに合わせて色やデザインを絞り込むと、選択肢が減り、迷いが少なくなります。実際に施工されている写真やインテリアの例を見て、どのような印象を持つかを考えることも役立ちます。また、友人や家族に意見を聞くことで、新たな視点を得られるかもしれません。
アクセントクロスはどれくらい持ちますか?
アクセントクロスの寿命は、使用する素材や施工方法、メンテナンスによって異なります。質の良いものを選び、適切なメンテナンスを行うことで、数年から十年以上使えることもあります。特に、汚れや湿気の影響を受ける場所では、こまめな掃除を心がけると良いでしょう。長持ちさせるためには、施工後のケアも重要です。
賃貸でもアクセントクロスを使えますか?
賃貸物件でも、アクセントクロスを使用することは可能です。ただし、施工前に大家さんや管理会社に確認することが必要です。一部の物件では、自己負担での壁紙変更が許可されていますが、元に戻す義務がある場合もあります。そのため、手軽に貼れるタイプや剥がせる素材を選ぶと、賃貸でも安心して楽しむことができるでしょう。
アクセントクロスを選ぶ際のトレンドはありますか?
アクセントクロスには、常に新しいトレンドがあります。最近では、ビビッドな色使いやユニークなパターンが人気で、特にインパクトのあるデザインが好まれています。また、ナチュラル素材やサステイナブルな選択肢も注目されています。インテリアのトレンドを意識しつつ、自分のスタイルに合わせた選択をすることが、後悔のないアクセントクロス選びに繋がります。
横浜市都筑区を拠点として地域密着型でリフォーム工事などを手掛ける装苑は、内装工事、外構工事、塗装・防水工事など、住まいのトータルリノベーションをワンストップで承っております。クロス張替えや床・壁・天井の補修、水回りの修繕など、お客様のご要望に合わせた丁寧な施工と、長年の経験に基づいた確かな技術で、理想の住まいを叶えます。
お客様の暮らしに寄り添い、快適で安心できる住まいづくりをお手伝いいたします。リフォーム・内装・外構・塗装・防水工事をお考えの方は装苑が現地調査も行います。クロスの1面からでも対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。